ようこそ恵子美術館へー若者たち(2)ー
(感想文と写真は無関係です)

パワーが絵からにじみでている
           中川昌平(沖縄県立芸大3年)

 美術館の壁一面が全て絵でおおわれていて、その絵の大きさに圧倒されてしまいます。
 一つ一つの絵がとても大きく、その絵を描くためのパワーが絵からにじみでている感じがします。
 絵の大きさもさることながら、色の使い方も大変大胆な使い方をしている。圧倒される感じは、大きさと色との相乗効果によるものだと思われます。
 一枚一枚の絵がつなぎ合わされて、さらに一枚の大きな絵になるというのも面白い。
 一枚一枚は別の意味を持った作品だが、つなぎ合わされて新たな世界が開けてくるのだと思われます。(垣花恵子「榕樹の記憶U」)
 私自身は「暖」(筒井年男)という作品が好きです。
 意図的な偶然からできる抽象表現というものは、見る側に大きな世界を見せてくれると思います。
 また「漆」という、光沢と厚みのある、油絵具とは違った表現のできる素材を使っている事に面白みを感じました。
 子どもたちの絵の感想文集を読んで、「こわい」とか「不気味」といった表現が多く見られましたが、きっとそれは、絵の迫力といったパワーをこのように表現しているのだと思われます。
 子どもは、思った事、感じた事をストレートに表現できていて、私自身としてもうらやましく思えた。
 子どもの絵の感想文集は、言葉たらずの中にも、感じたことを必死になって表現しようとしているところは、尊敬すべき所だと思いました。

(中川君は、県外出身の沖縄県立芸大生でした)

日本の美術館では、写真撮影禁止が当たり前なので、絵の前での記念写真は貴重な思い出にな.るようです(企画展示室2)
(★写真と感想文は無関係です)

「恵子美術館」万歳

         比嘉達人(沖縄県立芸大3年)

 すごい美術館だと思いました。かげきで、今っぽくてステキです。とりそろえた作品も、かなり好みのものが多く、嬉しい限りです。
 恵子美術館、というネーミングが先ずステキです。そして外観、これはもう、入らざるをえない感じでした。やられた、僕もこれくらいパワーがあることをしたいです。
 沖縄本島に、こんな美術館がバンバン建ってほしい。すごいぜ宮古。
 「楳図かずおと少し似ている」と、失礼な意見を言ってしまってゴメンナサイ。でも、しょうげきてきな絵でした。どこか医学的であり、宇宙的でもあって、ドキドキしました。また来たい。
 恵子さんはさいしょペラペラしゃべって「絵を見に来たのに、うるさい人だなー」と思いましたが、だんだんと、なるほど、この人なら、この絵をかけるかもと思えてきました。やさしく親切な人であると思った。来てヨカッタです。

(比嘉君は、沖縄本島出身の沖縄県立芸大生でした)


何故か外国人観光客に人気の「恵子美術館」。写真はアメリカ人観光客のカップル(「恵子美術館」本展示室)

(★写真と感想文は無関係です)
(3)へつづく