ーより安全で、安心な「恵子美術館」を目指して努力してまいりますー
6月26日、台風災害に備え、窓ガラス板をアルミ板に取替えました
昨年の台風14号では、宮古諸島は甚大な被害を受けましたが、幸いにも「恵子美術館」は鉄筋コンクリート建築で、排煙窓などの最小限の窓しかなく無事でした。が、より強固な台風対策を検討した結果、「恵子美術館」排煙窓や、事務室ガラス窓のガラス板を、破損しないアルミ板に取替えることにいたしました。
災害は忘れた頃にやってくると言いますが、貴重な美術作品を守るために、今後も「恵子美術館」スタッフ一同最善の努力をしてまいります
下記のメモ書きは、2003年9月11日(木)の「台風14号災害」について述べたものですが、いつまでも台風災害の恐ろしさを忘れないために、引き続き掲載いたします。
 台風14号災害についての個人的メモ
 (2003年9月20日、災害データーなどを更新)


9月11日(木)に宮古島を襲った台風14号は、最大瞬間風速七四・一メートルを観測するなど、右別表のように、昔から台風銀座と呼ばれてきた宮古島でも、最悪の台風の一つとなりました。18日の「朝日新聞」全国版の特集報道によれば、鉄筋コンクリート電柱が800本が折損、倒壊とありますし、上記リンクサイトの災害写真集では、宮古諸島各地域むで乗用車や船が横転するなど、常識では考えられないような台風被害写真が報告されています。
鉄筋コンクリート建築の「恵子美術館」も、正面右横に建っている鉄筋コンクリート電柱が倒れてきたら無傷ではすまなかったでしょう。
これも新聞報道ですが、宮古島の電柱は経済産業省の最も厳しい基準で設置しており、電線がつながれた状態で風速四〇〜五〇メートルまで耐えられるようになっているとのことですが、今回の宮古島を襲った台風14号の風速七四メートルは、経済産業省の基準の見直しが必要なことを証明しているのではないでしょうか。
また14号台風の被害では、百名近い怪我人の多くが割れたガラスによる怪我だと報道されていますが、、病院を含めた民家のガラス破損対策として、台湾のホテル等が緊急措置としてやっている、ガラスが飛び散らないようにガムテープを格子状に貼るなどの措置が必要でしょう。また根本的な対策としては、沖縄や宮古諸島の民家では設置の少ない雨戸などの設備を考える必要があるかも知れないと思いました。確かに昔の木造住宅のガラス窓と違って、ガラス窓にベニヤ板を釘付けしたくても出来ないコンクリートブロックと、アルミサッシ窓の家がほとんどとなっている現状から、新しい対策を考える必要があるかもしれません。
今度の14号台風では無事でしたが、防災は他人事ではありません。「恵子美術館」も、台風や地震への備えを強化していきたいと考えています。
全国放送でも流れた、宮古空港の管制塔の崩壊には唖然としました。でも無線交信などで、翌日からは管制塔の壊れたまま、定期便の飛行機が飛び始めたのには感心しました。台風で宮古島に足止めされていた観光客の皆さんのために、災害の復旧のために、宮古空港の職員や関係者の頑張りに拍手を送ります。(:恵子美術館サイト管理人・山田八郎)

★今回の宮古島を襲った台風14号は、最大瞬間風速の記録で、全国7位、最低気圧では4位の歴代記録となる、恐るべき猛烈な暴風雨でした

台風の最大瞬間風速の順位

 1位 第2宮古島台風 85・3メートル(66年9月5日、沖縄県)

 2位 第2室戸台風 84・5メートル以上(61年9月16日、高知県)

 3位 第3宮古島台風 79・8メートル(68年9月22日、沖縄県)

 4位5位6位については各新聞社やインターネット資料で「表記、記述」にブレがあり責任が持てませんので省略いたします(山田 9/21更新)

 7位 ★今回の台風14号 74・1メートル(2003年9月11日、沖縄県・宮古諸島)